自由診療

グルタチオン点滴療法

  • パーキンソン病は大脳基底核の線条体という部位でのドーパミンの不足が原因であることが判明しており、これに基づきL-dopaというドーパミンを補うようなお薬を使う治療が現在のパーキンソン病に対する標準治療となっています。しかしながらL-dopaの効果は一時的であり、L-dopaにより活性酸素の産生が増加し病気の進行を早めるという報告もされています。

    グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の一つであり、脳を様々な有害物質から守る役割を担っています。パーキンソン病患者の脳内において、この重要な物質であるグルタチオンが減少していることが分かっています。この事実をもとに、イタリアのSassari大学のチームが実際にパーキンソン病患者にグルタチオンを点滴投与したところ、症状の著名な改善が認められました。米国においてはDr.Perlmuterがこの治療法を積極的に行い、非常に有効な治療であると報告しています。そして、現在では南フロリダ大学において臨床研究が進行中です。

  • 期待できる効果

    グルタチオンでキレート(除去)できる有害金属は水銀・鉛です。

    • パーキンソン病に対する治療
    • 抗がん剤に対する神経障害
    • 閉塞性動脈硬化症・デトックス(体内解毒)

    慢性疲労症候群、線維筋痛症、各種神経系疾患、過敏性腸症候群にも効果が見込まれ、使われることがあります。アンチエイジング分野でもグルタチオンの点滴処方をするクリニックもあります。

    グルタチオン(glutathione)は組織に広く分布するSH基をもった化合物です。グルタチオン(還元型グルタチオン、reducedGSH)はグルタチオンペルオキシダーゼを介として過酸化水素や脂質ヒドロペルオキシドを還元し解毒します。薬剤としてのグルタチオンは、SH基により体内での抱合反応を賦活して解毒を促進する作用や、抗アレルギー作用があります。なお、グルタチオンの経口投与は腸で吸収されるまでに多くが壊れてしまうため、点滴療法と比べて著しく効果が低くなります。グルタチオンの静注製剤は下記の適応症が認められています。

    • 薬物中毒、自家中毒、周期性嘔吐症
    • 慢性肝疾患における肝機能の改善
    • 急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、蕁麻疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着
    • 妊娠悪阻、晩期妊娠中毒
    • 角膜損傷の治癒促進
    • 放射性療法による白血球減少症、放射線宿酔、放射線による口腔粘膜の炎症
  • 治療回数・治療期間

    使用薬剤:タチオンR注射用 200g/1A(1筒)

    • 初回:生食100ml+タチオン200mgX4A(15~30分で点滴)
    • 2回目より200~400mgずつ増量(800→1200→1600)平均投与量1800mg、最大投与量3600mg
    • 週1~2回(患者の改善継続時間により決める)
    • 投与間隔は7~10日間と徐々に伸びてくる。投与開始一ヶ月で判定。
    • VitaminB12(1mg)の混注が効果的ですが、高濃度VitaminC点滴は同日に行いません。
  • 費用

    初診料 2,750円(税込)
    再診料 1,100円(税込)
    600mg 5,500円(税込)
    1,200mg 11,000円(税込)
    1,800mg 16,500円(税込)
    2,400mg 22,000円(税込)

    ※上記に加えて初診料・再診料がかかります。
    ※上記の価格は原材料の高騰により、価格が変動する可能性があります。

  • リスク・副作用など

    高用量においても、有害事象の報告はありません。

オーソモレキュラー療法(栄養療法)

  • オーソモレキュラー療法(栄養療法)は、分子整合栄養医学に基づいた治療法(分子整合栄養療法)です。私達の体は、無数の化学反応で、恒常性を維持しています。その細胞を構成する分子のバランスの乱れを適切な食事と栄養素(サプリメント:健康補助食品)を必要量摂取することで整え、様々な心身の病気を治療していこうとするものです。実際には、患者さんの訴える症状に対して、血液生化学的手法を用いて、不調の部位、機能に関与する栄養素を推定し、その不足を補うこと(サプリメントを投与する)により治療を進めて行きます。

  • 当院は内科医として、心療内科を標榜しているので、抑うつ状態の方やいわゆる発達障害といわれる方、パニック障害の方が日常生活に不備を訴え仕事ができないと訴え多数来院されます。当初は、抗うつ薬、抗不安薬などを用い症状の改善を見る方もいますが、そればかりでないので、理解出来る方にはこの20年ばかりやっている感情解放の治療法であるバッチのフラワーレメディを適用し、効果が上がっていました。しかし、それでもどうしたものかと思った時に、この治療法に出合いました。いわゆる他院で自律神経失調症、うつ、発達障害などと言われた方が、実に必要なサプリメントの投与で症状の改善を見るようになったのです。

    当院のテーマである「健康を増進させる」ため、「ヘルシーエイジング」のため、まず医師である自分や家族、職員が使って良かった、納得できるサプリメント、医師が飲みたくなるサプリメントを使うというコンセプトで行っております。今後は、腸内細菌を整える目的の効果的なサプリを導入する予定です。

  • 医療用サプリメント摂取が必要な理由

    通常のサプリメントでは摂りきれない高濃度の栄養素を、効率よく摂取することで身体の分子を整えます。そして、本来の生体恒常性(ホメオスターシス)を高めます。
    ※生体恒常性とは、本来人間の身体に備わっている調整能力・自然治癒力

  • 当院のサプリメントの特徴

    • 医療機関でのみ取り扱われる日本製サプリメントです。
    • 抽出や濃縮の方法を工夫し、高単位で効率の良い摂取が可能です。
    • 吸収率や相乗効を考えて、天然物由来の混合体で作っています。
    • 日本人の体質に合うように研究・開発を行っております。
    • 医師の使用に耐えうる高品質原材料を使用しています。
    • 公益財団法人日本健康・栄養食品協会(平成4年厚生大臣許可)認定のGMP工場にて、原料の受け入れから最終製品の出荷に至るまで、厳重な管理基準の下、安全かつ高品質に製造されております。
  • 他社のサプリメントとの違い

    当院で取り扱っているサプリメントは、医療機関でのみ使用されている信頼のサプリメントです。栄養素の含有量や配合成分を、他社製品と比較していただければ、その違いをおわかりいただけます。ヘム鉄を例にご紹介します。

    項目 ヘム鉄(当院) ヘム鉄&ミネラル
    販売形態① 分包・ボトル・アルミパック アルミパック
    販売形態② 医療機関にて医師の処方により インターネットなどで一般販売
    1粒重量 360mg 320mg
    ヘム鉄パウダー量 250mg 50mg
    その他鉄量 5mg 1mg
    イースト鉄量 3mg
    有機鉄量合計 8mg 1mg
    その他栄養素 銅・亜鉛・マンガン・セレン含有ピール
    酵母・CPP・ステアリン酸カルシウム
    大豆イソフラボン・貝殻末焼成カルシウム
    ステアリン酸カルシウム・ビタミンB6・葉酸
    ビタミンD・ビタミンB12
  • サプリメントのご紹介

    NB-X

    「疲れやすい方」「甘いもの・ご飯・麺類が好きな方」「ストレスが多い方」には『NB-X』がおすすめです。

    NB-Xに含まれるビタミンB群は、代謝ビタミンと呼ばれ、生命活動の源であるエネルギー産生に欠かせません。また、ビタミンB群は体内のあらゆる種類の酵素の補酵素として相互に作用しているため、複合(コンプレックス)で摂ることが望ましいです。皆様の食生活を見直すお手伝いをすると共に、高品質な医療用サプリメント製品からのビタミンB群(NB-X)の接種をおすすめします。

  • uDHA

    「記憶力の低下が心配な方」「認知症など脳機能の低下が心配な方」「お子様を健やかに成長させたい方」には『uDHA』がおすすめです。

    炎症を抑える働きのある魚油。中でも、魚油に独自の酵素処理技術を施して生成した「Bioactive DHA」を主原料にした「uDHA」をおすすめします。「Bioactive DHA」は通常のDHAと比較して体への取り込み効率が高く、多くの生理作用を有します。

  • ヘム鉄

    「立ちくらみ・めまいがする方」「肩こり・腰痛などがある方」「頭痛・頭重」には『ヘム鉄』がおすすめです。

    鉄不足=貧血=めまい・立ちくらみだけではありません。今、多くの日本人を悩ます病気・不定愁訴は、鉄不足が引き金となっていると言っても過言ではありません。一見飽食の現代日本人の食生活でも、欧米人やアジア人などに比べて、鉄の接種量が圧倒的に少ないのです。

  • ビタミンB群

    「アルコールをよく飲む方」「イライラ・抑うつが感が気になる」「肌荒れ・口内炎が気になる」には『ビタミンB』がおすすめです。

    不足すると「乳酸がたまる」「尿酸の排出が障害される」「エネルギー産生がさがる」などの影響を及ぼします。ビタミンBは、B1・B2などの単独のサプリメントより、自然の食品に近い複合物(B1+B2+B3+B6+B12+葉酸他)の方が吸収率が抜群に良く、働きも良いです。また、「核酸」も一緒に摂るとより働きが良くなります。

  • ビタミンD

    ビタミンDが不足すると「アレルギーになりやすい」「骨粗鬆症になりやすい」「糖尿病になりやすい」などの影響を及ぼします。

    ビタミンDには、「免疫を調整する」「骨代謝を正常にする」「血糖をコントロールする」など働きがあります。皆様の食生活を見直すお手伝いをすると共に、高品質な医療用サプリメント製品からのビタミンDの接種をおすすめします。また、日光に当たることによってビタミンDが作り出されます。言い換えれば日光を浴びる機会が少ない人はビタミンD不足であると考えられます。日光浴とビタミンDには深く関わりがあります。

  • 亜鉛(Zn)

    食事だけでは不足しがちな亜鉛、生命活動の維持に不可欠なものです

    亜鉛は、動物性食品に多く含まれる栄養素です。生命活動の維持に不可欠で、不足するとさまざまな不調の原因となります。現代では、食材中の亜鉛含有量の低下や食品添加物の増加などにより食事だけでは不足しがちです。亜鉛の血中濃度は、80~130μg/dl が基準値で、60以下~ 亜鉛不足、 70~80 μg/dl は潜在的な亜鉛不足と言えます。
    オーソモレキュラー外来では、亜鉛や鉄などの微量元素の測定により、過不足の判定をして、必要な方に吸収率の良い有機亜鉛などの摂取をおすすめしています。

  • 費用

    オーソモレキュラー療法(栄養療法) 適用されるサプリメントの費用
  • リスク・副作用など

    • 水溶性ビタミンについては特に問題なく、脂溶性ビタミン(ビタミンD,E,K)ついては、明らかな有害事象は無いものの、過量にならないよう配慮が必要です。

プラセンタ療法

  • 胎盤(プラセンタ)から抽出されたエキスの有効成分を、注射、内服などにより投与し治療に用いる療法の総称を「プラセンタ療法」といいます。現在、当院で使用しているメルスモン(プラセンタ注射薬)は更年期障害に、ラエンネック(プラセンタ注射薬)は、慢性肝疾患における機能改善に保険適用がありますので、週2回(1回あたり2ml、皮下注射)、保険で治療できます。
    上記以外の疾患・美容・滋養強壮・疲労倦怠改善・精力増進・男性・女性ホルモンバランスの調節等については、自費診療となります。

  • 期待できる効果

    • 内科

      肝機能改善:肝炎、肝硬変、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、糖尿病、高血圧、低血圧、気管支喘息、慢性気管支炎、貧血、慢性疲労、習慣性便秘

    • 婦人科

      更年期障害:動悸、息切れ、不眠、月経困難症の改善、便秘、冷え性、生理痛、不妊治療、乳汁分泌不全

    • 皮膚科

      アトピー性皮膚炎、発毛促進、じんましん、湿疹、ケロイド、シミ、そばかす、しわ、たるみ、ニキビ、美容、美白、若返り

    • 整形外科

      慢性関節リウマチ、変形性関節症、関節炎、神経痛、腰痛、五十肩、肩こり、泌尿器科、前立腺肥大

    • 神経科

      うつ病、神経症、自律神経失調症、不眠症

    ※現在効果があると言われている疾患等(稗田憲太郎:胎盤漿療法より抜粋)

  • 治療回数・治療期間

    週1回、効果が感じられるまで、毎週続けられることをお勧めします。

  • 費用

    初診料 2,750円(税込)
    プラセンタ注射 3,300円(税込)
    ※再診料込み

    ※1回あたり10ml(4アンプル)皮下筋注射。

  • リスク・副作用など

    当院で使用しているプラセンタ薬はラエンネック、メルスモンで、保険適用が認められており、過去50年以上有害事象の報告はありません。

疲労回復(ニンニク注射)・美肌点滴

  • アリナミンFの主成分であるビタミンB1の成分中の硫化アリルがニンニク臭のする所から、俗にニンニク注射と呼ばれています。点滴の最中にニンニク臭を感じたら、このためです。体の中に取り込まれていく感覚を味わってください。

    ビタミンB1は、体内で糖質を分解してエネルギーに変える酵素の働きをサポートする水溶性ビタミンです。筋肉や神経の働きを良くしたり、脳へのエネルギーを与えてストレスを和らげたりするほか、疲労物質である乳酸を分解して早く疲れを回復させる作用があります。不足すると疲れやすくなり、浮腫(むくみ)が出たり、集中力がなくなるといった症状が出現し、ひどい欠乏状態になると脚気になります。

    最近では、インスタント食品などの偏った食事を摂り、清涼飲料水などをたくさん飲む若者の間で脚気の症状を訴える人が増えています。ビタミンB1は熱に弱く、加熱するとかなり壊されてしまいます。さらに水溶性のため体外に排出されてしまうので積極的に補いましょう。

  • このような方におすすめです

    当院では、以下のような方々に、皆様ご存知のアリナミンF(ビタミンB1誘導体:医療機関でのみ使用可)注射薬の点滴をお勧めしています。

    • 二日酔いの方
    • 運動、スポーツ等で、体が疲れている方
    • 疲れがたまっていても仕事が休めず、激務をこなそうとする方
    • 肩こり、腰痛の方、緊張型頭痛の方
    • 冷え性で体力が弱く、風邪を引きやすい方
  • 費用

    初診料 2,750円(税込)
    再診料 1,100円(税込)
    ニンニク注射 アリナミンF(ビタミンB1)、C含有点滴
    1回あたり2,200円(税込)
    スーパーニンニク注射 アリナミンF(ビタミンB1)強化、B群水溶性ビタミン、Vit.C(2g含有)点滴。
    1回あたり3,300円(税込)
    プレミアムニンニク注射(美肌点滴) スーパーにんにく注射のアリナミン含有量を更に増やし、ビタミンB群(B2、B6、B12、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)を加え、VC13gとL-システインを配合。
    14,850円(税込)

    ※自由診療となります。

  • リスク・副作用など

    高用量において、若干の血管痛を訴える方がいますが、有害事象の報告はありません。

ED治療

  • ED(Erectile Dysfunction)とは勃起不全の状態です。専門的には、まったく勃たないだけではなく、性交時に勃起が不十分もしくは維持できないなどの状態を指します。
    つまり「勃起時に硬くならない」「勃起状態を維持できない」「最後まで性交を続けられない」などもEDに該当します。
    当院では患者さんからヒアリングを行い、その人に合わせたED治療をご提案可能です。もし、ご自身がEDかもしれないとお考えになった際は、一度当院までご相談ください。

  • 費用

    初回ご利用の方は血液検査および心電図の検査が必要です。
    パートナーの方のご相談も受け付けております。

  • 診察

    初診料 2,750円(税込)
    再診料 1,100円(税込)
  • 先発医薬品

    バイアグラ 50mg 1錠2,000円(税込)
    レビトラ 20mg 1錠2,000円(税込)
    シアリス 10mg 1錠1,800円(税込)
    20mg 1錠2,000円(税込)
  • 後発医薬品(ジェネリック医薬品)

    シルディナフィル 50mg 1錠1,320円(税込)
    バルデナフィル 20mg 1錠1,300円(税込)
    タダラフィル 10mg 1錠1,350円(税込)
    20mg 1錠1,450円(税込)
  • リスク・副作用など

    • 適正な使用を守れば重篤な有害事象の報告はありません。
    • 頭痛、持続勃起症の報告があります。

女性専用
リラクゼーションサロン

  • アロマの香りで心と身体を整えましょう

    ハーブから抽出したエッセンシャルオイルを加えた植物オイルで、お顔や身体をマッサージします。エッセンシャルオイルの心地よい香りとトリートメント(タッチング)の刺激で心と身体を癒します。良質な植物オイルやエッセンシャルオイルの芳香成分は、お肌や身体に直接働きかけて、トラブルを改善します。

  • このような貴女におすすめします

    • リラックスして、ぐっすり眠りたい
    • お肌の乾燥やくすみが気になる
    • 冷え、肩こり、筋肉の緊張を感じている
    • むくみが気になる、デトックスしたい
    • 免疫力をアップしたい
    基本コース 5,500円(税込)

    背中、脚、フェイス、足裏リフレクソロジー
    足湯サービス付き
    月曜、水曜 14時~(完全予約制)

その他、美容と健康を目的とした様々な治療法をやっております。
当院にお問い合わせください。

当院では「心で治すがん治療プログラム®」を行っています。既に行われている標準療法(手術、化学療法、放射線治療)や免疫療法に加えて、血液オゾン療法や高濃度ビタミンC点滴療法など、様々な治療を行います。

心で治すがん治療プログラム®